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クルクミンとは?

クルクミンってなに?

肝機能改善で知られるクルクミン

ウコンに含まれる有効成分クルクミン。カレーの主要スパイスであるターメリック(粉ウコン)の黄色色素を指します。その鮮やかな色から、たくわん、ウィンナーソーセージなどの天然着色料として利用されていますが、肝機能改善の効果があることが古くから知られていました。
しかし、肝臓以外にもカラダのさまざま箇所に働きかけることが近年明らかになっています。

ウコンの成分 クルクミンの応用分野

クルクミンの応用分野

カラダの炎症を抑え、活性酸素を撃退!

クルクミンは消化管から吸収されると、全身に運ばれ、各々の箇所に作用することがわかってきました。全身の血管、筋肉、胃や腸の消化管、心臓や脳などに行き渡って作用するのです。
そのクルクミンの働きとして知られている主なものは2つ。1つは、痛みや腫れ、熱を帯びる炎症を抑える抗炎症作用。もう1つは、細胞を傷つけてしまう活性酸素を減らす抗酸化作用です。
この2つの作用により、カラダを内側から改善していくのです。

クルクミンってなに?

ターメリック(粉ウコン)に含まれる黄色の色素です。

ウコンは、南アジア、アジア、アフリカ、中南米の熱帯地域から亜熱帯地域にかけて生息するショウガ科の多年草植物です。天日で乾燥させたものを細かく砕き、粉末状にしたものがターメリック(粉ウコン)になります。アキウコン、ハルウコン、ムラサキウコンといったものがありますが、食用に使われるのはアキウコンです。ウコンは古来より肝臓に良いとして、漢方薬としても使用されてきました。
原産地はインド。紀元前2000~1500年頃には、既に栽培され、利用が始まっていたという記録が残っています。日本には、平安時代中期に中国から輸入されました。  
栽培においては、本土では気温と湿度が足らずに困難のため、琉球王国(現・沖縄県)で室町時代に栽培されるようになったといわれています。沖縄県では現在も「うっちん」として栽培され、親しまれています。