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高吸収クルクミン

高吸収クルクミンの可能性

予防医学と高吸収クルクミン

厚生労働省によれば、平成19年度の国民医療費は34兆1360億円。前年度(33兆1276億円)に比べ1兆84億円の増加となっています。今後は、高齢化が進み、医療費がますます増大することは誰の目からも明らかです。この増大を食い止めるべく考えられたのが、予防医学です。
病気自体を減らす取り組みが予防医学であり、近年のメタボリックシンドロームの診断やその治療などはそういった一環でしょう。なかでもがんと心不全という2大疾病において、高い予防効果が期待できるクルクミンは、予防医学の観点から、今後も注目を集めるでしょう。
そんなクルクミンの明るい未来を照らすためにも、さらに吸収率を上げる方法や、より吸収率を高めた高吸収クルクミンの開発が望まれているのです。

クルクミンってなに?

ターメリック(粉ウコン)に含まれる黄色の色素です。

ウコンは、南アジア、アジア、アフリカ、中南米の熱帯地域から亜熱帯地域にかけて生息するショウガ科の多年草植物です。天日で乾燥させたものを細かく砕き、粉末状にしたものがターメリック(粉ウコン)になります。アキウコン、ハルウコン、ムラサキウコンといったものがありますが、食用に使われるのはアキウコンです。ウコンは古来より肝臓に良いとして、漢方薬としても使用されてきました。
原産地はインド。紀元前2000~1500年頃には、既に栽培され、利用が始まっていたという記録が残っています。日本には、平安時代中期に中国から輸入されました。  

肝機能改善で知られるクルクミン

ウコンに含まれる有効成分クルクミン。カレーの主要スパイスであるターメリック(粉ウコン)の黄色色素を指します。その鮮やかな色から、たくわん、ウィンナーソーセージなどの天然着色料として利用されていますが、肝機能改善の効果があることが古くから知られていました。
しかし、肝臓以外にもカラダのさまざま箇所に働きかけることが近年明らかになっています。

ウコンの成分 クルクミンの応用分野

クルクミンの応用分野