クルクミンなびHOME > クルクミンの可能性と課題 > クルクミンの効果 ~からだの疲れとクルクミン〜

クルクミンの可能性と課題

クルクミンの効果 ~からだの疲れとクルクミン〜

からだの疲れとクルクミン

激しい運動や、久しぶりに力仕事をした時、その日の夜や、翌日などに筋肉痛になっていることがあります。これは、肉体的ストレスにより筋肉が疲労、ダメージ受け、修復するために炎症を起こし痛みを引き起こしています。クルクミンには、炎症を抑制する働きがあるとともに、ダメージの修復をするためのホルモン分泌などの過剰反応を抑えます。筋肉疲労や筋肉痛を抑えることで無理なく運動を続けることができることにより、生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防につながると期待されています。

ウコンの成分 クルクミンの抗疲労作用

《参考》 
Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol. 2007 Jun;292(6):R2168-73. Epub 2007 Mar 1.

クルクミンってなに?

ターメリック(粉ウコン)に含まれる黄色の色素です。

ウコンは、南アジア、アジア、アフリカ、中南米の熱帯地域から亜熱帯地域にかけて生息するショウガ科の多年草植物です。天日で乾燥させたものを細かく砕き、粉末状にしたものがターメリック(粉ウコン)になります。アキウコン、ハルウコン、ムラサキウコンといったものがありますが、食用に使われるのはアキウコンです。ウコンは古来より肝臓に良いとして、漢方薬としても使用されてきました。
原産地はインド。紀元前2000~1500年頃には、既に栽培され、利用が始まっていたという記録が残っています。日本には、平安時代中期に中国から輸入されました。  

肝機能改善で知られるクルクミン

ウコンに含まれる有効成分クルクミン。カレーの主要スパイスであるターメリック(粉ウコン)の黄色色素を指します。その鮮やかな色から、たくわん、ウィンナーソーセージなどの天然着色料として利用されていますが、肝機能改善の効果があることが古くから知られていました。
しかし、肝臓以外にもカラダのさまざま箇所に働きかけることが近年明らかになっています。

ウコンの成分 クルクミンの応用分野

ウコンの成分 クルクミンの応用分野