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クルクミンの可能性と課題

クルクミンの効果 ~美肌効果~

クルクミンの美肌効果

お肌は、紫外線などの外部からの刺激を受けると、普段はおとなしくしているNF-κB(エヌエフ-カッパビィ)が活動を始めます。そのNF-κBが炎症を引き起こすことで、しみ、しわなどのお肌の老化を促進することが知られています。NF-κBの活性を抑制する作用があることが知られているクルクミンで、肌のしみ、しわなどの老化を防止する効果が期待されます。

ウコンの成分 クルクミンの美肌効果

クルクミンの紫外線によるシミ防御効果

モルモットに紫外線を皮膚が赤くなるまで当て続けて、色素沈着(いわゆる日焼けによるシミ)を促進する試験を行いました。その後、吸収性の高いクルクミンを摂取させたところ皮膚の色素沈着が抑制されました。

ヒトのクルクミン摂取による肌質改善効果

高吸収のクルクミンを1ヶ月間摂取すると肌の水分量が上昇することがわかりました。また、肌の潤いアップ効果の他、毛穴の開き、肌のくすみ、小鼻の黒ずみ、口元のたるみについても改善効果を体感されています。

クルクミンを摂取することにより
 ①紫外線による肌の老化(日焼け、しみ等)を防止する
 ②肌の乾燥を改善し、潤いをアップする
 ③毛穴の開きや小鼻の黒ずみなどお肌の気になる部分も改善する
 ④体調を整え、疲労感を軽減する
ことが期待され、美肌に貢献すると考えられます。

クルクミンってなに?

ターメリック(粉ウコン)に含まれる黄色の色素です。

ウコンは、南アジア、アジア、アフリカ、中南米の熱帯地域から亜熱帯地域にかけて生息するショウガ科の多年草植物です。天日で乾燥させたものを細かく砕き、粉末状にしたものがターメリック(粉ウコン)になります。アキウコン、ハルウコン、ムラサキウコンといったものがありますが、食用に使われるのはアキウコンです。ウコンは古来より肝臓に良いとして、漢方薬としても使用されてきました。
原産地はインド。紀元前2000~1500年頃には、既に栽培され、利用が始まっていたという記録が残っています。日本には、平安時代中期に中国から輸入されました。  

肝機能改善で知られるクルクミン

ウコンに含まれる有効成分クルクミン。カレーの主要スパイスであるターメリック(粉ウコン)の黄色色素を指します。その鮮やかな色から、たくわん、ウィンナーソーセージなどの天然着色料として利用されていますが、肝機能改善の効果があることが古くから知られていました。
しかし、肝臓以外にもカラダのさまざま箇所に働きかけることが近年明らかになっています。

ウコンの成分 クルクミンの応用分野

クルクミンの応用分野