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クルクミンの可能性と課題

クルクミンの効果 ~ストレスとクルクミン~

ストレスとクルクミン

多くの人がストレスに悩んでいる現代。
ストレスによって心身に負荷がかかると、健康に様々な悪影響を及ぼします。

精神面への影響

人間関係などでイライラして不機嫌になったり、無気力になったりします。ひどい場合には、強い不安感に襲われ、妄想や幻覚、錯覚や幻視などを伴う重い精神症状にまで発展するケースもあります。
中国ではウコンを鬱金と書くように、そうした精神状態の改善にクルクミンが関係していると言われています。

身体面への影響

過度なストレスは、もともと体の持つ「免疫力」などの防御機能がうまく働かなくなり、体がだるく、疲れやすくなります。また、頭痛、動悸、めまい、胸の痛み、呼吸困難、肩こりなど、様々な症状を引き起こします。
こうした身体への悪影響に対し、クルクミンの持つ“抗酸化作用” が有用なのです。

ストレスとウコンの成分 クルクミン

《参考》
The effects of curcumin on depressive-like behaviors in mice.
Eur J Pharmacol. 2005 Jul 25;518(1):40-6.

クルクミンってなに?

ターメリック(粉ウコン)に含まれる黄色の色素です。

ウコンは、南アジア、アジア、アフリカ、中南米の熱帯地域から亜熱帯地域にかけて生息するショウガ科の多年草植物です。天日で乾燥させたものを細かく砕き、粉末状にしたものがターメリック(粉ウコン)になります。アキウコン、ハルウコン、ムラサキウコンといったものがありますが、食用に使われるのはアキウコンです。ウコンは古来より肝臓に良いとして、漢方薬としても使用されてきました。
原産地はインド。紀元前2000~1500年頃には、既に栽培され、利用が始まっていたという記録が残っています。日本には、平安時代中期に中国から輸入されました。  

肝機能改善で知られるクルクミン

ウコンに含まれる有効成分クルクミン。カレーの主要スパイスであるターメリック(粉ウコン)の黄色色素を指します。その鮮やかな色から、たくわん、ウィンナーソーセージなどの天然着色料として利用されていますが、肝機能改善の効果があることが古くから知られていました。
しかし、肝臓以外にもカラダのさまざま箇所に働きかけることが近年明らかになっています。

ウコンの成分 クルクミンの応用分野

クルクミンの応用分野